ぼくの大学生活は暗かった。
友達が居ない・勉強がわからない・つまらない の連続で、劣等感と自己嫌悪を積み上げるばかりの毎日だったように思う。当然学校に行くのが億劫になって、成績も加速度的に落ちていった。
これは全て自分の責任であるから弁明しようとは思わないけど、とにかくしんどいという感覚しかない日々。ひとりで落ち込むことが本当に多かった。
今年の春に、1年間休学することを決意した。
転部試験を受けて学部を変えたいという強い気持ちはあったけど、心のどこかで「逃げたい」と思う自分は存在していたんだろう。
もちろん勉強もたくさんしたよ。その頑張りは一次試験の筆記が通ったことで証明された。
自分の時間を割いてぼくに英語を教えてくれた友人には感謝してもしきれないし、その成果を見せられたことはそれなりに誇らしいと思っている。
でも勉強ばかりの毎日だったかと言われると違う。ぼくの生活ぶりを見た人は、はっきり言ってプラプラと遊び回る最悪なフリーターのような生活だと誰もが言うだろう。
事実、休学してから今までの約8ヶ月は恐ろしいほどに楽しく充実していたと断言できる。
「逃げて」正解だった。これは試験に合格したから言える訳じゃなくて、落ちていたとしても同じことを言ったと思う。
同期よりは2年も学年に差が開くことになるし大学を辞めたわけじゃない以上次の春には大学に戻るんだけど、そのままズルズルと通い続けるよりもずっと良い気持ちで残りの大学生活を過ごせるって自信がある。
ようやく陽の下で暮らせるようになった、そんな感じ。後ろめたい気持ちを抱えながら過ごすのはもうごめんだ。
もし嫌なことがあったら選択肢をつくって一時的にでも逃げちゃって良いんだ、っていうことをこれからずっと唱えていこう。逃げちゃいけないときもあるから絶対じゃないし、いま逃げてもいつかはどこかで戦う日がくるだろうけど。
そうじゃなくても、格安(大学による)で1年間モラトリアムを延長できてしまう「休学」という制度を使わないなんて!最高のライフハックだよ、って大声で叫びたい。
休学した上での先の就活だなんだという部分は知らん。だってまだだし(すっとぼけ)
頑張って友達をつくろう、サークルも入っちゃおうか。新1年生くらい意気込んでるのが恥ずかしい。
ぼくの大学生活が少しでもキラキラすることを心から願う。
次は失敗しない。後悔のないように。
引き続きよろしくお願いします。