あけまして令和。映画館のB列はさすがに前すぎて首が疲れることを体感しためげんなよ恭平ですどうも。二度と前には座らん。
『響け!ユーフォニアム 〜誓いのフィナーレ〜』を観てきたので感想を少し。ネタバレは無しで。
いやあよかった。
『リズと青い鳥』を観たときから「観に行く!」って決めてこの日を楽しみにしていた。同名の劇中歌でもあった『リズと青い鳥』の完成系がいったいどう描写されるのかが気になって仕方がなかった。
結論から申しますと、スゴいです。
コンクールの演奏シーン、これでもかと言うほどに丁寧に描かれていた。頭から終わりまで鳥肌が止まらなかった。
ピークはやっぱりのぞみぞの演奏が絡むソロ。いやほんと君たちさあ…(語彙を失う)
あんまり関係ないけどぼくは『リズと青い鳥』で一度死んだ身なので、学校の練習シーンとかでほんの一瞬でも希美やみぞれが映るたびに泣きそうになってしまった。傘木アンド鎧塚、そこにいるだけで尊い・オブ・尊い。
吹奏楽ってこんなに表情豊かな演奏ができるものだったのか…。映像もクオリティが想像を超えてきて、さすが京アニだなぁと。
普通は楽器の演奏をアニメーションにするのってかなり難しいと思うんだけど見事に美しく描いてたなあ。
個人的にはパーカッションに向いた画面が、楽器を打つリズムで少し振動していたのにグッときた。恐ろしく芸が細かい。そんなとこいちいち描かなくてもよくない?(笑)
すごいね、マジで。。
2年生になった久美子たちと新しく入ってきた1年生たちとの関わりあい(新入生のキャラみんなクセまみれで笑った)、久美子の圧倒的な人間力。みんな久美子のこと否が応でも好きになるでしょ。ほんと主人公。
麗奈との距離感が作品を追うごとに近くなっているのも良かったですね。
『響け!』は、努力を、それも正しい努力をこれでもかと言うくらいまでやれた人がようやくバッターボックスに立てるシビアな世界をありのままに描くところがすごく好きだ。ちょっと残酷なようにも見えるけどご都合に振り回されない気高さが好きだ。
とはいえネタバレ以前に細かいところまでは言葉にできないのが自分の脳みその足りていないところだと痛感する。こういう感想って書くの苦手なんだよね。書くけど。
そんな足りない脳みそを補完するためにもう一度観に行ってしまおうかとすら考えている深夜2時です。ついでに言えば原作本も買い揃えてしまおうかと考えている(これに関してはたぶん買う)。
3週間前に過去作2作+『リズ』をセット上映してくれた京成ローザの有能さには頭が上がらないよ。千葉に生まれて良かったと久しぶりに感じる。
『響け!』は1期2期と追っかけていたけれどここまでドップリ浸かってしまうとは思わなかったなあ…観ようか迷っている人はぜひ観てください。そうでなくても『リズと青い鳥』を観てない人は無条件に観てください。世界が変わる。
よき、よき日だった…令和ありがとう…。
ホクホクした気持ちで1日を終えます。
それではまた次回。