足の小指をぶつけ悶絶しぶつけた箇所を見たらまあまあな量出血してたんですが、これよりもシンプルな「散々な出来事」ってないよなあ…と思っためげんなよ恭平ですどうも。
今回はレビュー記事を書いてみます。ギターの話です。
ネットでたまたま口コミを見て気になっていた、指板とフレットの掃除に使うFRET BUTTER(フレットバター)をためしに買ったので、弦交換のついでに使ってみました。そのレビューです。
弱小ブログなのでアフィリエイトもなにも入れてません。レビューするんだからお金をくれ。
先に感想を言わせてもらいます。
手順がツーステップでめちゃめちゃ簡単なのに汚れが落ちすぎてちょっと引きます。なんだこれ怖い。
【実際にやってみる】
使うギターはこの子。
Bill Lawrenceのストラトタイプ。3年ほど前にメルカリで約2万円(安い!)で購入。以後ずっとメインのお気に入り。シースルーグリーンがかっこいいんす…。
フロントPUは断線していたため同社の現行ブラックラベルS1を買って交換してます。普段使うのはcinema staff ギターの辻さんリスペクトでこのフロントのみ。音、良いです。
話が逸れた。
まず弦を外した状態。わかりにくいけど指板にうっすらと汚れがついてフレットは少し曇ってます。
そしてこれが今回の主役、フレットバター。
(撮る前に封を開けてしまった)
ギター弦に近いサイズの容器、みたいな説明の通りけっこうコンパクト。
袋が乾燥防止のためかジッパーになっています。開けるとき結構固かった。。
開けると中から淡いピンク色の布が出てきます。この1枚で20回ほど使えるそうな。
表現が悪いけど「バター」の名に恥じぬ油ギトギト布。正直触りたくない。
匂いはバニラとココナッツの中間みたいな甘〜い感じです。そこまで強烈には匂わないけどけっこう残る(後述)。
手順その1。これを指板とフレットに塗っていきます。塗るだけでいいので擦る必要はなし。
塗った
これだけでも少し汚れがついたんだけど…。
さて、手順その2。タオルなどの布で激しく←→の方向に擦っていきます。黒い汚れがつかなくなったら終了らしい。
使うのはこの布。買い替え直前の古いクロス。
まあ自分ギター触る前には必ず手洗いしてるし、なにより弦交換のたびにオレンジオイルで綺麗にしてるからそんなに汚れはつかn
マジか。
マジか…。
いや、シンプルに引いた。いつまで経っても黒い汚れなくならないし。えっ…?こんなに汚れてたの…?
afterです。指板のうっすらとした汚れは完全に失せ、フレットが「ギラギラ」と表現できるレベルで輝いています。(やっぱりわかりづらい)
一応並べてみました。撮り方が一定じゃないのが申し訳ない。でも並べてみると結構違くない??もうわからなかったら実際に見てくれ…すごいんだってばよ…。
このあとはボディや細かいところをポリッシュでキレイにし新しい弦をつけオクターブまでチューニングして終了。
お疲れ様でした。
【まとめ】
これすごいわ。。こんなに簡単なのにこんなにゴッソリ汚れ落ちる??
指板とフレットが綺麗になった(今回はそれに加え弦を交換した)おかげで弾きやすさが倍増した。演奏感がなめらか。。よき。。。
本来フレット磨きってマスキングテープ貼ってコンパウンド使ったりで手間と労力がかかるんだけど、これなら簡単なので、完璧を求めなければ誰でもできる手入れになると思います。
デメリットとしては、手順その2の「黒い汚れ」がなかなか消えきらなくて少しストレスを感じてしまったことと、甘い匂いがそこそこ指板に残ってしまうことだと思う。
後者については、かなり入念に拭いたのにいまだに指板から甘い匂いがする。てか部屋に入ったら微かに甘い匂い…。そのうち消えるのかな。ぼくは気にならないけど。
次はもっとちゃんと拭きます。
いやあ、長いこと同じギターを使っている人・中古でギターを買った人はマジで一度試してくれ。良い意味で引くから。良い意味で。
公式のリンクを貼っておきます。使えない指板の材もあるみたいなのでご参考に。
https://www.killer.jp/dmi/fretbutter.html
簡単なことしかできないけど、こうやって自分のギターを自分であれこれ手をかけると愛着が湧きまくるね。やっぱりこのギターが大好きだなあ。ほんとコイツですわ。
丁寧にやっていたら思いのほか時間がかかった〜つかれた!おしまい!
あージャズマスター欲しい!
…
それではさようなら。